2011年2月、私は関西旅行の帰りにまたサツキとメイの家を訪れました。
これまで秋と夏に来たのですが、冬のサツキとメイの家にどんな様子なのか興味があったので、急きょ立ち寄ることにしたのです。
受付所近くに立つ梅の木です。2月の冬晴れの下、まだまだ蕾の段階ですが、花が開きつつありました。
敷地外から見たサツキとメイの家です。木の葉が落ちているため、冬の方が中の様子をしっかりと見ることができます。
この日は私が一番先に入場しました。ですから、中にはまだ誰もいません(笑)。
冬のサツキとメイの家の様子です。緑に勢いがある夏とは対照的に、少し寂しい雰囲気です。
「となりのトトロ」は初夏から晩夏にかけて、続編の「メイとこねこバス」は初秋が舞台になっていますが、他の季節を舞台にしたサツキとメイの物語も見てみたいですね(トトロのEDに止め絵で描かれてはいますが)。
人が多いこともあって玄関の様子を詳しく撮影できないでいましたが、今回は人が少なかったので撮影できました。
中に入って右側にはトラの絵が飾られています。
下駄箱の横には傘立てがありますが、これは使用することができません。
入場者は玄関の外にある鉄製の傘立てを使うことになります(写真右)。
玄関の右側の様子です。玄関の窓は映画では丸いのですが、サツキとメイの家では四角になっています。
書斎になっている洋館の窓がステンドグラスになっているのが宮崎さんらしいですね。
夏と違って、冬はテラスでアサガオなどの植物は栽培されていませんでした。しかし、スケッチ用の絵の具だけはそのまま置かれていました(写真右)。
書斎のカレンダーが2月になっています。節分の絵になっていました。
サツキとメイのお父さんは考古学者です。学者の書斎らしく、地図や縄文式土器の額が壁に飾られています。
縁側の下には、夏にアサガオの栽培で使われるであろう植木鉢が置かれていました。
夏は扇風機が置かれていましたが、冬は電気ストーブが置かれていました。
まだ2月ですが、3月3日の雛祭りに備えて床の間に雛人形が飾られていました(写真右)。
井戸の裏手にある茂みの中に立っている石像です。映画には恐らく登場していません。
夏は草が生い茂って見えにくいですが、冬ははっきりと見ることができます。
サツキとメイの家玄関前からひょうたん池を望みます。
冬は木の葉が落ちているため、向こう側の展望台をはっきりと見ることができます。
観覧が終わり、展望台から見た冬のサツキとメイの家の様子です。
やっぱり、夏の方が雰囲気がいいことを改めて感じます。
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