外に出て、次は屋外の撮影です。やっぱり夏の「サツキとメイの家」は絵になります。
玄関の屋根の瓦には、「と」の字が彫られていました。
テラスの全景は前回撮影したのですが、腐った柱のアップは撮影し忘れていました。
テラスではアサガオが栽培されていました(写真左)。また、テラスの側にはヒマワリも植えられていました(写真右)。
縁側には風鈴が吊るされていました(写真左)。映画本編では書斎に吊るされていましたけどね。前回は秋だったので、風鈴はなかった気がします。
縁側の屋根の上にはトンボが止まっていました(写真右)。映画本編では屋根にトンボが止まっているシーンはありません。前回撮影した縁側の天井にあった蜂の巣と同様に、遊び心で作られた物ですね。
縁側から反対方向に目をやると、庭先にこんな石灯籠が・・・。これ、実は映画本編にも登場しています。
引っ越し当日、庭先で「(テラスの柱が)壊れる〜、壊れる〜」とメイとサツキの姉妹ははしゃぎますが、ふと池を囲む石の上で足を止め、塚森の大クスを見上げます。その時、サツキの横にこれと同じような形をした石灯籠が置かれています。
自然石を利用したこのような灯篭は「山灯篭」と呼ばれているようです。
これも前回撮影し忘れていた物干し竿です。おかあさんのお見舞いに行く前、洗濯物をここに干していました。
茶の間の外には濡れ縁があり、石の上には下駄が置かれていました(写真左)。このあたりは本編と一緒です。
さらに濡れ縁の下に目をやると、縁の下の板が一枚壊れています(写真右)。これは小トトロがメイから逃げる時に壊したものです(実際にそのシーンはありませんが、本編を見ていれば小トトロが壊したであろうと推測できます)。この壊れた板で出来た隙間からメイは縁の下を覗きこみます。
縁の下で中トトロが走っているのを見たメイは、場所を変えてこちらの穴から再び縁の下を覗きこみます(写真左)。
この穴からの写真は前回も撮影したのですが、今回は何と、映画本編と同様にラムネの空瓶も落ちていて、缶も横倒しの状態になっていました!(写真右)こちらを見ていただければ判りますが、前回撮影した時はラムネの空瓶はなく、缶も普通に置かれていました。
炊事場を風呂場の裏側です。ここは前回も撮影しましたが、リアカーと薪が分かりづらかったため、角度を変えて撮影し直しました。
前回は撮影し忘れた電灯です。古びた木の電柱に裸電球と、ちゃんと当時に合わせて作られています。
この電灯は門のそばにありましたが、映画本編ではバス停の近くにあります。夜に実際に光っているところを見てみたいのですが、残念ながら「サツキとメイの家」は夜には公開されていません。
そして、これも前回撮影し忘れていたバス停です。「前沢行」、「稲荷前」、「東電鉄バス」と映画本編と同じになっています。ただし、映画本編では裏側が「七国山行」になっているのに対し、このバス停は「サツキとメイの家行」になっており、停留所名も「集合場所前」に変わっています。
さて、そうこうしているうちに屋外の観覧も終了です。2度目の観覧でしたが、屋内は余裕があったのに対し、屋外は余裕がなかったです。前回撮影し忘れたところが結構ありましたので、その撮影に必死でした。初めてだった友人はもっと余裕がなかったのは言うまでもありませんが、私が撮影ポイントをアドバイスしたので、漏れなく撮影できたみたいです。
余裕がないのは他の観覧客も同様で、終了時間になっても名残惜しそうに家の周辺を見ていました。
黄緑色の服を着たスタッフが「時間ですよ〜」と急かします(笑)。
帰り際にこんなものを発見!モリゾー、キッコロと小トトロの夢のコラボです!
小トトロの片方の耳にはピンクのリボンが・・・(笑)。いつの間に小トトロはメスだという設定になったのでしょうか?(笑)
前回の観覧では気付きませんでした。そもそも無かった可能性もありますけど。
以上で「サツキとメイの家」の観覧は終了です。この後、「モリコロパーク・ジブリ展」が開催されている愛知国際児童記念館に移動しました。
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