バスの停留所のそばに待合場所があり、観覧するのが屋内が先のグループと屋外が先のグループの
2つに分けられます。
その場で係員が観覧にあたっての注意事項を説明し、その後「サツキとメイの家」へと案内します。
2〜3分歩くと、いよいよ「サツキとメイの家」が見えてきました!
「草壁」としっかり書かれた表札がお出迎え!
正面玄関。私のグループはまず屋内から観覧です。それでは、お邪魔しま〜す!
ここから屋内を観覧したわけですが、中での写真撮影は禁止のされているため、
写真は屋外から撮影されたものしかありません。
玄関をあけると、メイが顔を出してサツキに頭を叩かれた丸窓が正面に見えてきます。
玄関脇にはちゃんとゲタ箱もあり、脱いだ靴をそこに置きます。
右手には、サツキとメイが履いていた長靴も置いてありました。
中に入って、私はまず右に進みました。書斎や階段に興味があったからです。
書斎の中は立入禁止でしたが、古びた考古学関係の本やノートが雑然と並べられており、
映画の世界が忠実に再現されていました。
書斎の隣に2階へと通じる階段があったのですが、ここも残念ながら立入禁止でした。
できれば、2階にも上がれるようにしてほしかったですね。
階段を見た後は、縁側を通って奥の寝室へと進みます。そう、夏には蚊帳を張っていたあの部屋です。
さすがに蚊帳は置いてありませんでしたが、タンスや押入れの中にはきちんと服が入れてあり、
掛け軸も下げられていて、映画の通りに再現してありました。
寝室と玄関の間にはもう1つ和室がありましたが、ここは家全体の中心に位置しているにも関わらず、
映画の中では冒頭以外あまり登場しません。
この部屋にはサツキのランドセルが置いてあり、中にはちゃんと教科書が入れてありました。
写真は玄関とは正反対のところにある窓から玄関に向かって撮った写真で、手前が寝室、奥が和室です。
しゃがんでいる人のところにサツキのランドセルがあります。
この写真には映っていませんが、小さい子供がメイを真似て丸窓から玄関に向かって顔を出して遊んでいました。
和室の次は茶の間に移動しましたが、ここは4畳半しかなく、思ったよりもかなり狭かったです。
部屋の真ん中にはちゃぶ台があり、その上には預金通帳や生活用具が置いてありました。
茶箪笥には食器がきちんと入れられていました。
茶の間からさらに奥に進むと、お馴染みの炊事場です。
写真一番右にかかっている手ぬぐいには「1961」と書かれてありました。
しかし、映画の時代はもうちょっと前の1950年代後半だと思うんですよね(苦笑)。
そして、炊事場の左手、この写真の奥側に風呂場があります。
この家の風呂は鉄釜の長州風呂で、映画の通り大小2つの釜がありました。
大きい釜の蓋の上には「本日は入浴禁止です」と書かれた紙が貼ってありましたが、
入浴できる日なんてあるんでしょうか?(笑)
これで一通り屋内は観覧しましたが、あっという間に15分が経過してしまいました。
もっとじっくり見たかったのですが、そんな余裕はありませんでした。
次は屋外の観覧となります。
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