形式 | 作品名 | 初出掲載書物 | 発行日等 | 備考 |
発行所 | ||||
漫画 | 不明 | - | −1963 | 東映動画入社以前、漫画家志望だった宮崎は漫画を多数描いて出版社に持ち込む。 |
人形劇 | ブリキの町 | - | 1959−1963 | 学習院大学在学時、児童文学研究会で制作、公演した人形劇。 |
人形劇 | 海の子パズー | - | 1959−1963 | 学習院大学在学時、児童文学研究会で制作、公演した人形劇。主人公のパズーは船乗りの少年。 |
漫画 | マンガ・ボコボコ戦争 | 東映動画労働組合機関誌 | 1964−1966 | 宮崎はこの時期、組合の機関誌にいくつかの4コマ漫画を描いているが、明らかになってるのはこの作品のみである。 |
東映動画労働組合 | ||||
漫画 | 長靴をはいた猫 | 中日新聞 日曜版 | 1969/01−1969/03 | 全12回、作者無記名。連載の目的は映画の宣伝だと思われるが、詳細は不明。 |
中部日本新聞社 | ||||
絵物語/漫画 | 砂漠の民 | 週刊少年少女新聞 | 1969/09/12−1070/03/15 | 全26回、秋津三朗名義。前半は絵物語風であるが、後半は漫画風になっている。 |
- | ||||
漫画 | どうぶつ宝島 | 東京新聞 日曜版 | 1971/01−1971/03 | 全13回、作者無記名。連載の目的は映画の宣伝だと思われるが、詳細は不明。 |
中部日本新聞東京本社 | ||||
イラスト付解説 | 発想からフィルムまで | 月刊絵本別冊アニメーション | 1979/05−1979/07 | 宮崎がアニメーション制作について、自身が描いたイメージボードやイラストを用いて解説している。 |
すばる書房 | ||||
イラスト付解説 | 続・発想からフィルムまで | 月刊アニメーション | 1980/06−1980/07 | 宮崎がアニメーションの作画について、自身が描いたイラストを用いて解説している。 |
ブロンズ社 | ||||
イラスト付エッセイ | ぼくのスクラップ | 東京ムービー新社FC会報 | 1981/10−1981/12 | テレコム在籍時に親会社である東京ムービー新社のファンクラブ会報に連載した、戦闘機や戦車のイラストを描いたエッセイ。全3回。 |
東京ムービー新社 | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ(第1次連載) | 月刊アニメージュ | 1982/02−1982/10 1982/12−1983/06 |
テレコム在籍時、映画制作において自身のオリジナル企画がなかなか採用されなかった宮崎が、映画進出を計画していた徳間書店の「月刊アニメージュ」編集部より漫画の連載を依頼され、承諾する。 |
徳間書店 | ||||
イラスト | 読者のみなさんへ | 月刊アニメージュ | 1982/11 | 月刊アニメージュ1982年11月号に掲載された、宮崎が漫画「風の谷のナウシカ」の休載を詫びるイラスト。 |
徳間書店 | ||||
イラスト/絵物語 | 僕のVSOP/妹へ | ベスト・カップリング・コレクション 宮崎駿・大塚康生の世界 | 1982/12/20 | 「僕のVSOP」は巻頭に掲載されたカラーポスター。VSOPはベリー・スペシャル・ワン・パターンの略。 「妹へ」は6ページのオリジナル短編絵物語。 |
オフィスアクション | ||||
イラスト | 中傷絵画 | 作画汗まみれ | 1982/12/31 | 大塚康生の著書「作画汗まみれ」の出版から18年程前に描かれた宮崎のイラストの一部が同誌に掲載される。 |
徳間書店 | ||||
イラスト | オーニソプター | COMIC BOX | 1983/02/01 | 表紙のカラーイラストを宮崎が描いている。虫型オーニソプターに乗る少年少女は、フラップターに乗るパズーとシータを思わせる。 |
ひゅーじょんぷろだくと | ||||
ストーリーボード/ イラスト付エッセイ |
表紙/もののけ姫(1980年版)/ オーニソプターの伝説/あとがき |
宮崎駿イメージボード集 | 1983/03/20 | 宮崎の描いた多数のイメージボードが掲載された「宮崎駿イメージボード集」に収録。1980年制作の「もののけ姫」のストーリーボードは1993年に単行本化。 |
講談社 | ||||
絵物語 | シュナの旅 | アニメージュ文庫 シュナの旅 | 1983/06/15 | 宮崎がチベットの民話「犬になった王子」を元に、1982年11月のテレコム退社後に描いた絵物語。 |
徳間書店 | ||||
イラスト | マンガ「風の谷のナウシカ」読者のみなさまへ | 月刊アニメージュ | 1983/07 | 月刊アニメージュ1983年7月号に掲載された、宮崎が漫画「風の谷のナウシカ」の休載を詫びるイラスト。 |
徳間書店 | ||||
イラスト | 再びナウシカの読者のみなさんへ | 月刊アニメージュ | 1983/09 | 月刊アニメージュ1983年9月号に掲載された、宮崎が漫画「風の谷のナウシカ」の休載を詫びるイラスト。 |
徳間書店 | ||||
イラスト付解説 | アニメーション画面処理について | 風の谷のナウシカ 絵コンテ 1 | 1984/03/31 | 絵コンテ用紙に書かれたアニメーション制作における画面処理のイラスト付解説が巻末に収録される。 |
徳間書店 | ||||
イラスト付エッセイ | ぼくの2馬力 | COMIC BOX | 1984/06 | 宮崎が自身の愛車シトロエン2CVにまつわる様々なエピソードをイラスト付エッセイで紹介している。 |
ひゅーじょんぷろだくと | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ(第2次連載) | 月刊アニメージュ | 1984/08−1985/02,04,05 | 映画「風の谷のナウシカ」制作のため中断していた連載を1984年8月号から再開。「天空の城ラピュタ」制作のため、1985年5月号をもって再び中断。 |
徳間書店 | ||||
イラスト付エッセイ | 雑想ノート(第1次連載) 知られざる巨人の末弟/甲鉄の意気地/多砲塔の出番/農夫の眼/竜の甲鉄 |
月刊モデルグラフィックス | 1984/11−1985/03 | 上記の「ぼくのスクラップ」を見た大塚康生が、月刊モデルグラフィックス創刊時に宮崎に連載を持ちかけ実現した。 |
大日本絵画 | ||||
イラスト付エッセイ | シトロエン2CVは30年代フランス機の末裔なのである!! | 月刊モデルグラフィックス | 1985/10 | 宮崎の愛車であるシトロエン2CVの設計が、1930年代のフランス製航空機の設計思想を反映していることを熱く解説したイラスト付きのエッセイ。 |
大日本絵画 | ||||
イラスト付エッセイ/漫画 | 雑想ノート(第2次連載) 九州上空の重轟炸機/高射砲塔/ Q・ship/安松丸物語 |
月刊モデルグラフィックス | 1986/11−1987/03 | 「天空の城ラピュタ」制作のため中断していた連載を1986年11月号から再開。「となりのトトロ」制作のため、1987年3月号をもって再び中断。 |
大日本絵画 | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ | 月刊アニメージュ | 1986/11 | 月刊アニメージュ1986年11月号に掲載された、宮崎が漫画「風の谷のナウシカ」の連載の再開を告知する5コマの漫画。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ(第3次連載) | 月刊アニメージュ | 1986/12−1987/06 | 「天空の城ラピュタ」制作のため中断していた連載を1986年12月号から再開。「となりのトトロ」制作のため、1987年6月号をもって3度目の中断。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 駆けろ2馬力風より疾く | 月刊NAVI | 1989/12 | 車情報誌月刊NAVIの1989年12月号に、自身の愛車シトロエン2CVにまつわるエピソードを7ページの漫画で紹介している。 |
二玄社 | ||||
漫画 | 雑想ノート(第3次連載) ロンドン上空1918年/最貧前線/飛行艇時代 |
月刊モデルグラフィックス | 1989/12−1990/05 | 「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」制作のため中断していた連載を1989年12月号から再開。1990年6月号をもって3度目の中断。 |
大日本絵画 | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ(第4次連載) | 月刊アニメージュ | 1990/04−1991/05 | 「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」制作のため中断していた連載を1990年4月号から再開。「紅の豚」制作のため、1991年5月号をもって4度目の中断。 |
徳間書店 | ||||
イラスト付エッセイ | トトロの住む家 | 月刊Asahi | 1991/02−1991/08 | 宮崎が自身のの散歩コースにある古家を訪ね、そこの家屋や庭をイラストとエッセイで解説している。 |
朝日新聞社 | ||||
漫画 | 雑想ノート 豚の虎 |
宮崎駿の雑想ノート | 1992/12 | 月刊モデルグラフィックスに連載されてきた「雑想ノート」が「宮崎駿の雑想ノート」として単行本化される際に、新作「豚の虎」が描き下ろされた。 |
大日本絵画 | ||||
漫画 | 風の谷のナウシカ(第5次連載) | 月刊アニメージュ | 1993/03−1994/03 | 「紅の豚」制作のため中断していた連載を1993年3月号から再開。1994年3月号をもって完結。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 中年は荒野を目指すぞ | 月刊NAVI | 1993/09 | 宮崎駿が自身の所有するイギリス製三輪キットカー「トライキング」で所沢の自宅から旅に出る様子を漫画化している。 |
二玄社 | ||||
ストーリーボード | もののけ姫(1980年版) | もののけ姫 | 1993/12/31 | 「宮崎駿イメージボード集」に収録されていた1980年版の「もののけ姫」が絵本として単行本化。ストーリーボードが数点追加され、若干の修正が施された。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 表紙のことば | 月刊アニメージュ | 1994/03 | 漫画「風の谷のナウシカ」が完結した月刊アニメージュ1994年3月号の表紙は宮崎のイラストになったのだが、そのいきさつを8コマの漫画で表現している。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 雑想ノート(第4次連載) ハンスの帰還 |
月刊モデルグラフィックス | 1994/03,04,10 | 「雑想ノート」単行本化の際に描き下ろされた「豚の虎」の続編「ハンスの帰還」が、月刊モデルグラフィックスの1994年3・4・10月号に連載された。 |
大日本絵画 | ||||
漫画 | どうなる4号改造コンテスト | 月刊モデルグラフィックス | 1994/05 | 当時月刊モデルグラフィック誌上で開催された「4号戦車救済コンテスト」の告知に合わせて執筆された。 |
大日本絵画 | ||||
漫画 | 空中でお食事 | ウィンズ | 1994/06 | JALの機内誌「ウィンズ」に描き下ろされたオールカラーの漫画。機内食の歴史をテーマにしている。後に自身の著書「出発点」の再録される。 |
日本航空 | ||||
イラスト付エッセイ | 4号装甲強化案 | 月刊モデルグラフィックス | 1994/11 | 「4号戦車救済コンテスト」の作品発表に合わせて描かれた4コマの漫画。宮崎の戦車に対するマニアックな知識を垣間見ることができる。 |
大日本絵画 | ||||
イラスト | 宮崎駿「紅の豚になる」 | ロマンアルバム アニメージュスペシャル 宮崎駿と庵野秀明 | 1998/06/10 | 1998年、NHKBS2の番組「世界・わが心の旅」において宮崎はパリから西サハラに複葉機に乗って旅をし、番組のために幾つかのイラストを描き下ろした。 |
徳間書店 | ||||
漫画 | 妄想ノート 泥まみれの虎 |
月刊モデルグラフィックス | 1998/12−1999/05 | オットー・カリウスの戦記「ティーガー戦車隊」に宮崎独自の脚色を加えて描かれた漫画「泥まみれの虎」が、月刊モデルグラフィックスに連載される。 |
大日本絵画 | ||||
イラスト付解説 | アニメーターのしごと例/タイミング考/トレース彩色の実例/撮影風景/編集中 etc | 三鷹の森ジブリ美術館 図録 | 2002/04/30 | 三鷹の森ジブリ美術館の常設展示室「映画のうまれる場所(ところ)」のために宮崎が描き下ろしたイラスト付の解説。 |
スタジオジブリ 徳間書店 | ||||
イラスト付エッセイ | 養老さんと話して、ぼくが思ったこと | 虫眼とアニ眼 | 2002/07/31 | 養老孟司と宮崎駿の対談を収録した書籍「虫眼とアニ眼」の巻頭に掲載されている宮崎駿のイラスト付のエッセイ。宮崎駿が理想とする町が描かれており、荒川修作(の絵)が登場する。 |
徳間書店 | ||||
イラスト | 秘密基地 謎の火山島/なぞの怪塔 海ぼうず/動く女海賊島 アマゾネス号 | 天空の城ラピュタと空想科学の機械達展 | 2002/11/23 | 三鷹の森ジブリ美術館で開催された「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」のために、宮崎がハーモニー処理の要領で描き下ろしたイラスト。 |
財団法人徳間記念アニメーション文化財団 | ||||
漫画/ イラスト付解説 |
ご親筆/演出家のしごと ハイジの場合/意地くらべ 質をまもる虫達物語/怒涛の回収人生 制作進行/回収人生 女の砦/忙中閑アリ/1973年石油ショック/ハイジの練炭/うどん自販機の夢/手応え | アルプスの少女ハイジ展 〜その作り手たちの仕事〜 |
2005/07/31 | 三鷹の森ジブリ美術館で開催された「アルプスの少女ハイジ展」のために、宮崎が「アルプスの少女ハイジ」を制作中だった1974年を思い出して描き下ろした漫画とイラスト付の解説。 |
財団法人徳間記念アニメーション文化財団 | ||||
漫画 | ウェストール幻想 タインマスへの旅 | ブラッカムの爆撃機 | 2006/10/05 | ロバート・ウェストールの児童書「ブラッカムの爆撃機」が岩波書店から出版される際、宮崎が描き下ろしたオールカラーの漫画。 |
岩波書店 | ||||
漫画 | 風立ちぬ | 月刊モデルグラフィックス | 2009/04/01−2010/01/01 | 月刊モデルグラフィックスの2009年4月号から2010年1月号にかけて(2010年10号は休載)連載された漫画。実在の航空技術者である堀越二郎を主人公にしている。2013年に同タイトルで長編アニメーション映画化された。 |
大日本絵画 | ||||
イラスト付解説 | 水車小屋と麦 | パン種とタマゴ姫 | 2010/11/30 | 三鷹の森ジブリ美術館で上映された「たからさがし」のモチーフとなった水車小屋と麦についてイラスト付で解説している。 |
財団法人徳間記念アニメーション文化財団 | ||||
漫画/ イラスト付解説 |
ものがたり/おかしの王国へ/別冊ふろく ぼくのおかしの国/最初のおかしの家/ホフマンのクルミわり人形のぼくの正直な感想/マリーとクララ―二つのおはなし― | クルミわり人形とネズミの王さま展 | 2014/07/31 | 三鷹の森ジブリ美術館で開催された「クルミわり人形とネズミの王さま展」のために宮崎が描き下ろした漫画とイラスト付の解説。 |
財団法人徳間記念アニメーション文化財団 | ||||
漫画 | ぼくの幽霊塔/映画ルパン三世カリオストロの城は幽霊塔の子孫です | 幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道― |
2015/07/31 | 三鷹の森ジブリ美術館で開催された「幽霊塔へようこそ展」のために描き下ろした漫画。「幽霊塔」に関する宮崎流の解説と、自身の監督作「ルパン三世 カリオストロの城」への影響について描かれてある。 |
財団法人徳間記念アニメーション文化財団 |
※発行日/制作年順に並べています ※リストに記載された作品以外にも、宮崎は膨大なイラストやシナリオを作成していますが、アニメーション制作の準備段階で作成された 文章のみの作品(シナリオ準備稿など)や、ストーリー性のない単発イラスト作品、デザインワークなどは省略しています |